私は、長い歴史の中で先人たちの莫大な臨床の積み重ねにより編纂された経絡経穴を尊敬しています。
そして、1980年に国家資格の法的免許を取得後、長年臨床を経験する中で独自の施術方法にたどり着きました。
特に免疫機能に重要なT細胞や自然治癒力に関わる副腎、ストレス緩和に作用する副交感神経へのアプローチに重きを置き、鍼(はり)は日本の細いディスポ(使い捨て)鍼を主体に使用して、心地良い施術による体の機能回復を目指しています。
現在の症状、治療に対してのご希望などを丁寧にお伺いさせていただきます。
その他にも、触診や視診、聴診、脈診などを行い、人体工学的に弱い部位や強い部位、内臓反応点、経穴を選んでいきます。
身体の状況や病期に応じて、鍼(はり)・灸(きゅう)・あん摩・マッサージ・指圧などの手技の中から適したものを提案させていただきます。
長年の臨床経験により、それぞれ皆様に合った強弱の刺激量で自然に施術を進めていくことができます。
不調は施術者のみが直すものでなく、患者さんご自身とともに直すものです。
生活上の注意や食事、セルフエクササイズなどもお伝えさせていただきます。
施術に用いる鍼(はり)は、とても細く、先端も鋭くなっているので、注射や縫い針が刺さるときのような強い痛みは全くありません。
皮膚の下にずーんとしたような重く心地良いような刺激感があり、これがいわゆる「鍼の"ひびき"」です。
普通の服装で大丈夫です。
締め付けがなくゆったりした感じで、薄手の柔らかい服装がいいと思います。
施術を受けるときには、ベルトや腕時計、ポケットの中の堅いものなどは脱衣過誤に入れてください。